人気ブログランキング | 話題のタグを見る


オリジナル・悲痛


見たくない。

見たくない見たくない見たくない見たくない

見たく、なかった・・・・・・

なぁ、なんで?
知ってるはずなんて無いけどさ

なんでなん・・・?
なんでそんな風にすんの?
なんで私から奪ってしまおうとすんの―・・・?

許さへん。
なんであんたが

許さへん。
大嫌いや・・・お前なんか大ッ嫌いや・・・っ

大嫌い大嫌い大嫌い大嫌い大嫌い

嗚呼、醜い念(おも)いが
心の中を汚してく・・・


あの人に対して
なんでもできるあんたが・・・

・・・羨ましい。

うちは何もでけへん。
拒絶されることを知ってるから。

うちは何もでけへん。
傷つくことに不慣れやから。

けどな、

それでもな、

あの人に体温を預けられることのできるあんたが


・・・・・・羨ましいんよ。



あの人はうちに言うてくれた。

“君は大切な友達だよ”って

嬉しかった。嬉しかった、ケド
それはどう考えてもタイセツナトモダチで
それ以上でもそれ以下でもないんやな・・・って 思った。


なぁ・・・お願い。
うちからあの人を奪わんといて?

なぁ・・・お願い。
これ以上嫌な子になりたくないんよ。

なぁ・・・お願い。
あの人に近づかんといて?


うちからあの人を・・・


あの人を、奪わんといてよ・・・・・・っ
# by shii_70-77xxx848 | 2006-06-16 05:54 | 06'オリジナル・即興

オリジナル・永遠幸福論(まとまってねぇよ)


求め続けたものがある。

君と出会えた時、きっとわずかに感じていたことだ。
手に入らないと気づいた時、きっとそれは儚く散る。

君が好きだよ、と君に伝えて
一体どうすればその真意を伝えられるのだろう。

毎日一緒にいて、それが楽しいとか 嬉しいとか
そんな風に思い始めたなんて・・・もう覚えていない。

気がつけば一緒にいて、
気がつけば四六時中傍にいることになっていたのだ。

習慣と言うものは恐ろしいもので
こういうとき、きっと君はこうするだろうとか
きっと君はここにいるだろうとか
手に取るようにわかるときがある。

ソレが確実にそうなるとは限らない。
けれどそうなったとき、自分は言い表せないほどの幸福を手に入れる。

そうであっても。

つかの間の幸福を手に入れることができても
それは永遠の幸福ではない。
君がずっと変わらずに傍にいてくれることが
自分の幸福なら、それは定められた時に果てるだろう。

掴みかけた何かも
手に入ることはない。

さし伸ばした手が
ただ、ただ、空を切る。

切ないまでに。



自分の永遠幸福論とはなんだろうか。

そんな、答えが見つかりそうに無いものを

自分は今、求め続けている。


君の隣で。
# by shii_70-77xxx848 | 2006-06-10 10:49 | 06'オリジナル・即興

オリジナル・愚か過ぎる人間たちへ

どうして人は
こんなにも愚かなんだろうか。

どうして人は
誰かを傷つけずには要られないのだろうか。

"どうして人は・・・罪を重ねていくの?"


人が誰かを傷つけるのは痛いことでしょう?
 心の傷 目に見える傷 
形は違えど同じでしょう?

"なぜ、そんな風になってしまうの・・・?"


ちっぽけな子どもが泣いている。
貴方の犯した罪で泣いている。

ちっぽけな女の子が泣いている。
貴方の紡いだ声で泣いている。

"どうしてそんなこともわからないの・・・?"


愚かだ。
本当に、人間は愚かだ。

人を傷つけて、人が傷ついて
生き物が苦しんで、そして死んでいく・・・

それがどれほど尊い命でも。

透明な涙が頬をつたい
赤い血を傷口から流して
心に深い傷を負い
全身で叫んでる。

"・・・どうして愛してくれないの・・・っ"


人は愛することができるから
ソレを伝える術を知っているから
こうして生きているのに、なぜソレを理解しない?
なぜソレを理解しようとせずに眼を瞑る?

"馬鹿だ・・・とてもとても、愚かだよ・・・"


世界中で叫ぶ人がいる
声にならない声で、叫ぶ人がいる
全身全霊、切ないまでに。

どうか気づいて
傷ついている人がいることを。
どうか気づいて
誰かの助けを必要としている人がいることを。

どうか気づいて
その行為が無駄であることを

そして悟って
自分を守れるのは 自分しかいないということを・・・


今は泣いてるだけかもしれない
けど、いつかは。いつの日にかは。

優しい笑顔で微笑んでほしい。

幸せになってほしい。
# by shii_70-77xxx848 | 2006-06-06 22:22 | 06'オリジナル・即興

オリジナル・secret

毎日が
毎日のなんでもない日常が
とても嬉しくて ドキドキして

君と一緒に過ごせる時間が
こんなにも大切だったとは・・・思いもしなかった。

特別意識したわけではない。
でも
何故かうれしい・・・心地良い、君の存在。

そして僕は
人間の性(さが)とでもいうように
君の腕を優しくつかむ・・・そして口からこぼれる声は・・・

この上ない、禁句・・・

紡ぎそうになった言葉を
すぐさま押し込めて
不思議そうに僕を見る視線に
偽りの笑顔を返して

嗚呼、今僕は
なんて言おうとした?

好きだと、言えるとでも思ったのか?

そんなこと、 許 さ れ る は ず が ナ イ の に 

だって、気持ち悪いでしょう?
だって、おかしいでしょう?

いくら同じ考え方でも
いくら一緒にいても
いくら仲が良くても

僕たちは・・・

だからね、言わないんだ。
だからね、押し込めるんだ。

言葉を紡げば
君は絶対僕を避ける
僕の存在を否定する

これは予想じゃなくて真実。

だから僕は、黙って君の傍にいるんだ。

言いたいことがいえなくても
きっと、将来後悔することになっても
この居場所を誰にも譲りたくなんてないから

だから、今日も

いえない言葉が、心に積もってく。
# by shii_70-77xxx848 | 2006-05-20 03:26 | 06'オリジナル・即興

オリジナル:穴のナカ


耳障りな声を聞いて
僕は一人、孤独をゆく

心の中にぽっかりと空いた穴は
何をするでもなく、僕の心を痛みつける

針で刺すような痛みで
ほんの少しだけ空いた穴だったのに
いつの間にか・・・空虚と不安を呼び込んでいく

望んだわけではないのにね。

どうにかしてその穴を塞ごうと
いろんなことを試した

試みたけれど・・・それは無駄なことだったんだと
今になってわかった気がした。

どんなことをしても直せない
どんなに頑張っても繕えない

むしろ、その穴がどんどん広がっていく気さえする

無駄なのだ。
全てが全て、無であり、有ではない・・・

周りではしゃぐ声も
今は聞こえなくて

全てに諦めてしまった僕は
きっと もう目覚めない

光を取り入れることなく
周りを見渡す僕の瞳

やけに目立って見える穴のナカで
映したものはたった一つ。

黒がべっとりと張り付いたような闇で見つけた絶望・・・

ただ、それだけ。

それだけだった・・・



僕の生きた十七年間
苦痛と悲しみばかりだった

でも、なにも感じなくなった今。

これから生きる僕の時間は


・・・きっと、シアワセなことなのだろう。



そして僕は



今迄で一番の微笑を浮かべた。


(まとまりーが・ない!!)
# by shii_70-77xxx848 | 2006-03-30 00:47 | 06'オリジナル・即興



履歴
by shii_70-77xxx848
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧